こんにちは。29manです。
前回の記事で間違った節約方法について紹介しました。今回は節約の初めにまず手を付ける支出について記事にしたいと思います。
最初に伝えておくと、支出見直しは「簡単」と「辛くない」が基本的かつ絶対的な考え方です。
まず手を付けるべき支出
それでは紹介していきます。ちなみに、前回の記事で紹介した節約方法はマイナスな感情を伴う上に効果が少ないのでNGです。
携帯電話の通信費
大手キャリア３社と契約している場合、5GB程度のデータ通信と通話無料のプランで大体6000~7000円の金額になります。端末代が残っていると更に2000円ほど高くなります。
一方で格安SIMへ乗り換えれば似た条件でも通信費用はせいぜい3000円程度です。電話番号もそのままで良いので、今の時期なら新規参入の楽天アンリミットなどへの乗り換えをおすすめします。
ちなみに僕の場合、毎月の通信量は2GBも使いません。
格安SIMのデメリットとしては「キャリアメールが使えない」、「通信速度が遅くなる場合がある」といった所でしょうか。でも、キャリアメールって実際のところ必要ないですよね。Gmailやフリーメールが普及した今、困る場面は少ないと思います。
通信速度については、格安SIMが大手キャリアの通信設備を借りているという性質上、混み合う時間・場所ではある程度制限を受け入れる必要があります。（電波自体が届かないことではありません。）ただし、最近では娯楽施設はもちろんコンビニや駅、公共施設でもfreeWi-Fiが提供されているため影響は限定的です。使用頻度の高い学生でない限り問題はないと思います。
今の契約の解約費用が掛かるかもしれませんが、一度乗り換えてしまえば毎月約3000~5000円の固定費削減なので早く決断するほど得です！（会社によっては乗り換え特典で即相殺も可能です。）
光熱費（電気・ガス）
自分の家庭で何アンペアのブレーカーを使用しているか知っていますか。持ち家であれば契約アンペア数を下げることで基本料金を抑えることができます。電気をこまめに消すとか電源プラグを抜くとか煩わしいことをするより簡単で効果的です。
東京電力では40Aから30Aへ契約変更すると月々286円、年間で3,432円の削減です。
所帯持ちだと使用電力量が多くなるので契約変更が困難な可能性が高いです。なので安い電力会社への乗り換えや電気・ガスのセット契約でトータルの光熱費を下げる方法を検討する方が現実的かもしれません。
賃貸の場合は電気・ガスに指定の契約先が決められていたり、ブレーカーを交換しても退去時に原状回復が必要なため削減が難しいです。（良い方法があれば逆に教えてください）
保険
日本人は保険が大好きだとはよく言いますが本当にそのとおりです。でも、みなさんパンフレットを熟読して真剣に考えてはいるんです。そしてリスクばかりを過剰に捉えてしまう。
万が一の場合に家族を養うための生命保険は必要でしょうが、リスクばかりに目を向けるのはやめて考え直してみましょう。保険に頼らず、保険料を支払ったと思って自費で賄える範囲を広げていく方向へシフトすることが節約、資産形成するうえでは非常に重要だと思います。
僕の話をすると、僕は会社の生協が提供している保険に加入しています。生協なので保険料は若干安めなのですが、契約内容を振り返ると無駄が多いことに気付きました。
というのも、今現在契約している保険内容に携帯の破損や家財道具が損傷した場合の特約が付いているんです。毎月の保険料は数百円程度ですが、特約も積み重なると総額が大きいです。
そもそも、その程度なら自費で賄えるうえに携帯ならキャリヤの保険、家財道具なら火災保険で賄えたり範囲が被っているんですよね。次の更新時期に確実に外しておくべき内容として反省です。
同じように、本来自費で賄える部分の保障や、確率が低い病気やケガに対して高い保険料を支払うのは正直賢いとは言えません。見方を変えれば保険も一種のギャンブルであると考えて必要最低限の内容に見直すことをおすすめします。
車
言わずもがな車は金食い虫です。本来移動手段であるはずが、見栄で高い車を購入すると尾を引きます。奥様方の間で負の遺産と呼ばれることもしばしば。
車の維持費は簡単に挙げても下記のようにメニューが盛りだくさんです。
・本体代（ローンならプラス金利）
・定期点検、車検
・自動車税、重量税
・自賠責、任意保険
・ガソリン
・タイヤ（夏用、冬用）
・駐車場
そして、同じ維持費といっても軽とミニバンでは余裕で倍近く維持費が変わります。本体代や燃費が高くなるのはイメージしやすいのですが、その他は維持費にどの程度影響するかイメージしづらい所です。
車体が大きくなり排気量が増えると当然のように保険料や点検費用、タイヤ代といった全てに効いてきます。特にタイヤなんて大台の10万円を超えてきますからね。
車の購入には本体代だけでなく維持費と何年乗るかまでしっかり考える必要があります。
好きなら仕方ありませんが。
さいごに
冒頭にも書きましたが、節約は「簡単」と「辛くない」がキーワードだと考えています。
使っていないサブスクサービスや習い事などの寝た子出費は即解約。それから今回紹介したような一度の手続きで効果が得られるものは積極的に取り入れましょう。
契約変更は勇気もいるかもしれませんが、不安の中身を明確に答えられないなら考えるだけ無駄です。やってみなければ良さも分かりません。
それから、僕は趣味や嗜好品などの削るとストレスになるような節約はおすすめしません。ゲームの課金でもそれは好きなら必要なお金だと考えましょう。
無理なく続けられる節約で資産を築いていきましょう。
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