雑記

貯金だけでOK?インフレで貯金の価値が目減りしていく現実

こんばんは。29manです。

突然ですが、日本人は投資に消極的です。得するよりも損するのが嫌という心理が大きく働くのでしょう。だからこそ元本保証の貯金が大好きで、通帳の数字が右肩上がりに確実に増えていくことに安心感と喜びを感じている人が多くいます。

元本が保証され利息が3%以上ついた大昔はそれで良かったでしょうが、どこの銀行に預けても0.001%、ネット銀行でも0.1%が限界の今の時代、貯金さえしていれば資産が守られるというのは正しいのでしょうか。

答えはノーです。貯金だけでは毎年お金の価値は目減りしてしまいます。

日本のインフレ率とインフレリスク

日本は長く不景気の状況が続いています。だからといってインフレが起きていないわけではありません。

IMFによると、日本はインフレにより毎年約1%ほど物価が上昇しているのです。知らない人からすると意外に思われるかもしれません。

2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
インフレ率 -0.06 0.34 2.76 0.79 -0.11 0.47 0.98 0.48

物価が約1%上昇するということは、簡単に言うと今年100円で買えたリンゴが来年には101円払わないと買えないということです。その一方で金利は0.001%と全く上昇に転じることはありません。

つまり、今年の100万円は来年には99万円の価値しかなく、貯金の価値は毎年目減りしていくということです。

本来であればインフレにより物価上昇が起きるということは経済成長しているという良い指標です。

しかし、政府はインフレ率2%を目標としており、安定的に2%の上昇を達成するまでは今の超低金利政策を続ける方針です。また、コロナウイルスの影響もあり収入は下がって、2020年のインフレ率もマイナスに転じる見込みとされています。

こんな状況で物価だけ上がっても生活に困窮していくばかりです。

そうはいっても

さて、文句ばかり言ってもはじまりません。まずは節約、そして投資へと個人で積極的に行動を起こしていきましょう!

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