こんにちは、29manです。
23日に人生で初めての確定申告をしてきました。来年への備忘の意味も込めて今日は確定申告する際の注意点や感想を書きます。
確定申告した理由は?
今回確定申告をするに至った理由は、2019年分の医療費が10万円を超えたからです。
独身時代はもちろん結婚後も世帯合わせて医療費が10万円を超えることはなかったのですが、2019年は遂に10万円を超えたので所得税の医療費控除を申告することに決めました。
我が家は29歳と30歳の2人暮らしのため基本的に病院に掛かる頻度は少ないのですが、訳あって2019年は医療費が高額になってしまいました。特に持病の無い普通の方でも年齢が上がり所帯を持つようになれば必然的に該当するケースが増えるのではないでしょうか。
医療費控除について詳しくは以下の記事を読んでください。確定申告準備のため事前に勉強した内容を記事にしています。
確定申告の手続き
確定申告の手続きにはいくつか方法があります。簡単な順に並べると↓のとおりでしょうか。
①スマホからe-TAXにより申告
②国税庁HP(確定申告書作成コーナー)から申告書を作成
③申告書を取り寄せて手書きにより作成
スマホからe-TAXにより確定申告を完了させることもできるのですが、これにはマイナンバーカードが必要です。申請しないと発行されないので持っていない人も多いのではないでしょうか。
私も持っていないので、今回は②の国税庁HPの確定申告書作成コーナーから作成して紙で税務書に提出しました。
マイナンバーカードを持っていない人のために、私が申請した時の方法について纏めた記事へのリンクも貼っておきます。開始から申請完了まで10分も掛かりません。
準備するもの
今回の申告内容は所得税の医療費控除のため、申告書作成のために以下のものを準備しました。
①健康保険組合から発行された医療費のお知らせ
②①のお知らせで網羅できていない範囲の医療費の領収書
③医療費工事の明細書(①②の内容を入力)
④源泉徴収票
医療費のお知らせがあれば領収書を取っておく必要が無いので楽なのですが、妻の場合だと通知書には前年の9月までの医療費しか記載されていないため、10~12月分の医療費は領収書を取っておく必要がありました。
確定申告書の作成方法
申告は国税庁のHPから行いましたが、この記事での説明は割愛します。
国税庁が確定申告書の作成方法についてYoutubeで公開しているので、そちらを見てください。合わせて申告書作成コーナーへのリンクも貼っておきます。
【Youtubeリンク】確定申告書等作成コーナーから申告書を作成して書面提出する方法
【リンク】国税庁 確定申告書作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top
確定申告時の注意点
ここからは、私が実感した確定申告書を作成・提出する際の注意点です。
医療費のお知らせに記載のある期間を把握する
医療費のお知らせは2018年10~2019年9月のように年の途中で記載が区切られており、2019年分の医療費が全て記載されているわけではありません。
お知らせに記載されていない部分は領収書で補う必要があるため、どの期間は領収書を取っておく必要があるのか把握しておきましょう。
領収書は5年保管
確定申告に使用した領収書は5年間廃棄せず保管しておく義務があります。専用のファイルに入れるなどして大切に保管してましょう。
提出時の注意
今回は申告書を紙で印刷し税務署へ持ち込む形で申告しました。
郵送する場合はマイナンバーカードや身分証証明書(免許証など)の写しを添付書類台紙に貼り付ける必要があるのですが、直接提出する場合は提示で構いません。
また、医療費のお知らせ等も添付書類台紙に貼り付ける必要がありますが、のり付けしなくてもホッチキスで問題ありませんでした。
一番焦ったのは捺印忘れです。提出直前になり申告書に捺印していない重大ミスに気付きました。税務署の職員さんに捺印して出し直しますと声をかけたところ、拇印でも良いですよとのこと。
なんとかなるもんですね。本当に助かった。
私の還付金額
今回の確定申告による還付金の額は1,609円でした。
領収書の整理や申告書の作成に丸1日以上を費やしたので時給として考えると割に合わないような気もしますが、とても有意義だったと思います。
さいごに
今回の確定申告はとても勉強にもなったし、お金を稼ぐこと、納税することの大切さに気付いたように思います。たった1600円でも還付されると嬉しいですし、法律や制度を知らないことは本当に損だなぁと実感します。
今年の確定申告期限はコロナウイルスの影響により4月16日まで延長されています。案ずるより産むが易し、まずはやってみましょう!
来年は絶対にスマホから申告しよう!